東京都内の賃貸事情



今度上京してくる、会社の新入社員の人の家探しを先日手伝ったんですが、その人があまりに都内の住宅事情を知らなかったので、結局その日は決まりませんでした…。いやね、さすがに「秋葉原近く・6畳以上・風呂トイレ別・フローリング・日当たり良好」で5万とか、無理。絶対無理。そんな物件あったら自分が引っ越すから…。ちなみに僕が以前住んでた新小岩の物件は、恐ろしいほどの地獄物件でした…。


・築30年で、部屋の広さわずか4畳。もちろん押入れなんて無い。

・JR新小岩駅まで徒歩8分。と、不動産屋で言われたが、どう頑張っても15分近くかかった…。

・風呂とトイレが一緒のユニットバス。トイレはすぐ詰まるし、風呂の温度調節が微妙。熱湯or冷水(ガクブル…

・窓がしっかり閉まらない。夏は灼熱。冬は極寒。つーか、窓に鍵がかからない時点で、防犯的にどうかと…。

・天井に手が届く。物凄い圧迫感で、閉所恐怖症の人は絶対住めない。

・ガスコンロなんてブルジョアな物は無い。電気コンロに水がかかると、ある一定の確率でブレーカーが落ちる(はわわ…

・洗濯機を置く場所も無い。歩いて10分ぐらいのコインランドリーに洗濯物を持って行って洗ってた。

・玄関もインターホンもない。ゴミ捨て場とかエレベーターなんてあるわけがない。

・エアコン付きと見せかけて、実は温風しか出ない。20年前のエアコンで部屋を冷やせるわけがねぇ…。しかも室外機が爆音を奏でるので、エアコンをつけるとテレビの音すら聴こえなくなる恐ろしい機体。

・フローリングが人間の熱で溶ける(驚愕。長時間同じ場所に座っていると、地面が白くなる…。

・壁がめっちゃ薄い。ベニヤ板2枚分ぐらい。隣の部屋の声とか丸聞こえで、かなり厳しい環境だった。ただ、隣に住んでた人もヲタだったので、シスプリの時間にラブデスのコールが被ってウケタ。

・下の階に韓国人がいっぱい住んでた。夜中になると奇声が聞こえるのだけは勘弁してほしかった…。

・管理人のオバサンが勝手に部屋に進入してくる。パンツとシャツ姿で寝てる時に入ってきた時は、「ギャッ!?」と言って逃げて行った。いやいや、驚くのはこっちの方だから…

・ゴキブリが出まくる(ギャース。朝起きた瞬間、目の前数センチの所にゴキブリがいた時は、マジでチビッタ。

・トラックがアパートの横の道を通ると、アパート全体が揺れる。巨大地震がきたら間違いなく倒壊する。

・コンビニが目の前にあったのは便利だった。そこで深夜バイトをしていたが、シフトに空きがでるとすぐに呼び出されるので半年で辞めた。バイト先が近すぎるというのも問題だね。


長々と書きましたが、これで家賃が4万8千円でした(高っ!? まあ、初めて物件を選ぶ時に、ほとんど下調べせずに勢いで決めてしまったのが失敗でしたね…。3月に入ると軒並み物件数が減少するので、良い部屋を見つけるのもなかなか大変です。今住んでるマンションは12月頃に見つけたんですが、アキバまで自転車で10分。しかも、前の部屋よりも数倍パワーアップして家賃6万ちょっとというヤバイほどお値打ちな物件です。

探せばあるもんですよ〜。