CLANNAD プレイ日記 終わりました。(6日目・その2)



すべてのエンディングを終えて、過去の泣きゲーといわれるジャンルの中でも『最高傑作』と言って良い作品ではないかと、純粋に思いました。とは言っても、今までの自分の中の最高がAIRだったので、KeyがKeyを越えただけですけど。“家族・町”を題材にしているので、AIRよりも幻想的な部分が少なく、より現実に近い世界に入り込むことができました。これが、前作以上に感動できた要因でしょう。とにかく、万人にお勧めしたい気持ちは変わりません。不満点がこれほど少ないゲームも珍しいです。

ただこれだけは言っておきたい。『最後までプレイしないのなら、やらない方がマシ』。一番最後のエンディングに、すべてが集約されてますからね。僕の場合、攻略サイトを見ながらだったので、55時間で最後まで辿り着けました。もちろん、テキストは一言一句読み逃してません。しっかりと飛ばさずに読んで、55時間です。攻略サイトを見ずにクリアするとなると、7,80時間は覚悟した方が良いかもしれませんね。分岐点はかなり多いです。それと、クリアする過程で達成しないといけないことが沢山あります。個人的には、攻略サイトを見ることお勧めします。


連日泣ける泣けると感想を書いてきましたが、泣ける一番の要素は音楽の素晴らしさではないかと思います。音楽を流すタイミング、バリエーションの多さ、世界観との一致。やっぱりこの辺は、Keyの音楽スタッフの才能なんでしょう。ボーカル曲にしても、I've不参加を物ともせず、前作AIR並みのインパクトを与えてくれました。そう言った意味でも、ビジュアルノベルというジャンルは、漫画や小説には与えられない感動を生み出すことができるんだと思いますね。あと、イメージアルバムの「ソララド」を聴いておくと、より一層、BGMに対して愛着が湧きますよ。


2部構成のシナリオの練り込みの深さ。音楽・演出面の後押し。各パートごとのキャラの扱い方の上手さ。言うことなしです。そんな感じで、クラナドでした。時間があったら、2周目のプレイもしてみたいと思います。そして、落ち着いたら、もっとゲームの内面に突っ込んだ感想を書きたいと思いますね。まだちょっと、感動の余韻に浸っていたいので…。


最後に・・・、「家族と友達は大切にしよう!!」(感化されすぎかな??